F社製オリジナルアルミレーシングラジエター

オリジナル(?)アルミシュラウド


raji1.jpg
クーラントを交換したくなったので、以前に〇っちゃまが作ってくれたアルミラジエターに交換することにしました。

見ての通りノーマルと同じ大きさなのでそのままボルトオンです。

3層で、フィン部分にはコルゲトフィンを採用していて風邪が当たれば冷えること請け合いでしょう!
raji4.jpg
ノーマルからファンを移植してサクサクっと付け替えます。

寸法取りに元になったのが、自分の持ってたラジエターなのでアナの位置などぴったりです。
raji6.jpg
車体に取り付け、クーラント入れたらおしまいです。

まぁ、外すまでの過程とかもありますが、(それが結構めんどくさい??)割愛させていただきます。
raji5.jpg
忘れちゃあならないのが、HAYATOスペシャルサーモスイッチアダプター!!!自分の場合は温度調整式のスイッチでして、それがなんの加工もなくすっぽり入れられるようになっております。
2ピース構造の削り出しの逸品!
しかし、そのままでは終わらせない!!銅や真鍮より自己放熱作用が少ないアルミです。ファンが回った時に漏れる空気が多すぎる!!測定機器を使って計ってみた所(タバコの煙ですが・・・・)後ろ側からはそよ風くらいしか出てこない・・・・

計ってみるとファンとラジエターのコアまでの距離が20mmほど・・・・

こりゃあ抵抗の少ない方に逃げて行きますよね〜〜ファンは楽なんでしょうが・・・
zu1.jpg
ファンが回ったときの考え方として左図の通りです。測定機器で測定したところ(タバコの煙ですが・・・しつこいって?)案の定かなりの流量の空気が隙間からあっちこっち行っちゃってます。

漏れた空気をファンがまた吸って・・・循環してる???
raji8.jpg
思い立ったらどんどんやりましょう!!

まずはいつも通りダンボールで型取りです。

足りない脳みそをフルに動かしてどんな形状がよいか、強度はどうしたら出るかとか考えながら形決めです。
raji7.jpg
決まったら次の作業にかかります!!!!

今回は1mm厚のアルミ板で製作します。構造的にはラジエターにファンを取り付けるのではなく、シュラウド側に装着する構造とします。
raji9.jpg
アルミ板にケガく!!!!!

まぁ、普通に言うと油性マジックで書くだけですが・・・・
raji10.jpg
ここで活躍するのあエアニプラーです。こんなでっかいホールソーは持ってないし (^^;ゞ

微妙に楕円なので、くりぬけるニプラーです。

糸鋸でも出来なかないけど、大変そう( ̄◇ ̄;)
raji13.jpg
取りあえず、思った通りの形が出来ました。強度を確保するために折り曲げも4辺全部に入ってます。
raji11.jpg
裏から見るとこんな感じです。コアに当たる部分にはゴムを、隙間が空く部分にはスポンジテープを。

最後に取り付けた状態でボルトを締めて行くと隙間がなくなるような寸法です。
raji12.jpg
ファンは、黄色の矢印の所に全部で6箇所で固定してあります。ファンを付ける事で、シュラウドの強度も上がるように作ってます。

今まで使ってたファン取り付けの部品は外します。
raji16.jpg
無事車体に取り付けて完成です!!!

見た目も今までにないぞ!!かっこいいかどうかは別にしてなんか効きそうだ!!!

ファンが回った時の音が別物です・・・音量はでかいです。いかにも通ってるぞ===って感じの音です。
zu2.jpg
結果はこんな感じです。ファンで吸った空気は嫌でも強制的にラジエターを通過しなければいけません!!!

計測機器で測ったところ(タバコの煙ですが・・・)倍以上の風量がラジエター裏から出てきました!!(っと思う)

ファンの横からは測定機器で測れないほどの量しか漏れてません!!ってか全然もれてない!やたね!!成功!
zu3.jpg
今回、ラジエターを全部塞がなかったのは、走行中は走行風が効率良く、ラジエターに当たるようにとの考えです。

風が当たればそれが例え、電動ファンの風だろうが、走行風だろうが、アルミラジエターは冷えるのさ!!!

ちゃんちゃん!

閉じる

※本サイトで使用している文章・画像等、無断での複製・転載を固く禁止ます。
Copyright 1998 Garage Sakuma,Garesaku.net All Rights Reserved.