オルタ小径プーリーへ交換

※注 自分はオルタネーターを国産の物で流用しております。
すべてのオルタネーターで同じことが出来る保障はありませんので、ご注意ください。

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アイドリング時に、どうしても発電量が足りない・・・・これをオルタの容量不足とか考えいたけれど、そんなに電気パーツのないヨーロッパに80Aで足りてないはずがない!!!

そこで、プーリー比が適正でないことを見抜いた!!

って事で転がってるプリー軍を用意してみる。図はほとんど同じ外周だが、ベルと掛けるとこの幅が違うのでベルトを掛けた時に、ちょいと小径になる。一番右のでもかなり改善したが、不満足。
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そこで、こんなプーリーを用意しました!!!!
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比べるとこのくらい違います。直径だと10mm強くらい小さいです。こりゃあ、思っていた寸法だ!!!
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重ねてみると、こんな感じ。ほとんど見た目には分からないか?
折角、メッキなのだが、装着したらあんまし見えないかな??
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よっしゃ===!楽勝!!ボルトオン!!!っと思いきや・・・落とし穴がいっぱいありました・・・・

シャフトに取り付けてみると、ベルト掛かる位置は良いのですが、固定するナットが3山位しか掛かりません・・・・バネワッシャーなんて入るわけがない!!!しかも、ナット締めると干渉して固定されてプーリー動きません (^^;ゞ
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ってな事で、プーリーをちゃんと装着できるように削ります!!左図から右図くらいに旋盤にて削ります(ヤッチンが)。メッキはなくなっちゃいますが、オイルまみれのエンジンルームなので、さびないでしょう・・・・・ (^^;ゞ

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取り付けてみたぞ!!!の図。プーリー小さくなったので、前のより気持ちベルトを強く張っておきました。
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反対側からのショット。メッキ部分はほとんど見えませんねぇ・・
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カムのプーリーとの位置はこのくらい。まぁ正確に測ったわけではないですが、目視ではほぼ真っ直ぐなのでokとしましょう!

ベルトも一応新品付けときやした!

あとがき
今回はある夜使うパーツに多大な電力を食うため、夜になってから乗ると顕著にアンメーターの動きが気になりました。明らかに発電が低回転時に足りてません。安易にブラックオルタにでもすれば解決するのかと思ってましたが、キャブのこの車に今でも80Aのオルタです。先に書きましたが足りないわけがない!
国産車なんかはアイドリング時でも、十分に発電しております。そこで思いついたのがプーリー比だ!!!これの比率が悪いんだな!!ってことで、73mm位の直径のプーリーから60mmの直径のプーリーへ交換です!!なんてたって貧乏なので、お金の掛からない方法を・・・・
結果!!この時点で長距離は乗っておりませんが、いつものテストコースを試走したところ、まことに良い!!!!まず、メーターが全部明るい!良く見えるではないか!!信号で停まるときもライトオンのままでも、暗くならない!!アンメーターも真ん中からほぼ動かない!!電動ファン回しても回転とリンクして早くなったり遅くなったりしない!!!いつも適正な電圧出てるんですね〜

理論的には、オルタが働いてる分、馬力を食われているはずですが、鈍感な僕には分かりません。高回転時にオルタへの負担は増えるのですが、そんなにいつもぶん回して乗ってませんので、全然OK!ICレギュレーターのおかげで、過充電なんてのも皆無です。(壊れればだめですが)
世の中にはパワープーリーとか逆の発想の物もありますが、街乗りにはやはり適正な電圧と電流を発生する方が精神衛生上まことによろしい!

このプチ改良は成功ということにしましょう!!

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