☆クラッチ踏力軽減加工&リンケージ調整

ご存知の方々もおられると、思いますが、ヨーロッパのクラッチは重いです。もしかしたら私のだけ重いのかとも思ってましたが、みながみな重いと言うので、軽い車ではないようです。
すご〜〜〜く繊細なクラッチワークを強要されますので、長距離はタフガイなら良いのですが、私にはきっとつらいと思い、施行しました。
みんから、お友達の漆屋さんからのパクリです!漆屋4代目さんの整備手帳の方が、はるかに詳しく書いてあるかもです。

まずは、ペダルを外しましょう!車の下に潜って(潜らなくても手を伸ばせば届きます。)矢印のナットを4つ外します。

いきなり、インチサイズっす!!!!

イギリスインチの工具なぞまだ持っていないので、mm工具と普通の工具で、一番合いそうなやつで・・・・

11mmが一番良さげだった・・・
そして、こちらが、外したナットとワッシャーです。

年季入っております!しかもナイロンナット!

この当時のイギリス車はいたるところにナイロンナットが使われており、外すのがちっと面倒です。
ペダルにくっついてるくっついてるリンケージを抜きます。

クラッチと、ブレーキそれぞれ、簡単に付いてるだけなので、ピン抜けば外れちゃいます。
ごそごそっと。。。。

取ってる図
元穴は8mmでしたので、ちょこと下にもう一つ8mmの穴をあけます。あまり、離れすぎてると、クラッチの動く量がすごく減ってクラッチ切れなくなっちゃうかも???
私は大体、25%OFFくらいの踏力???「

まぁ、見た感じそんな感じですよね?????

穴あけ終わりましたら、バリ取って、グリース軽く塗って組みなおします。まぁ、これで、走ろうとしたら「グギャギションジャ===」って感じで、クラッチうまく切れません (^^;ゞ

とても走れないです。
っという事で、クラッチ側のリンケージを調整します。

ダブルナットになっているので、そのサイズのスパナかメガネが2本必要です。

ここで、自分がクラッチ切り易く、繋げ易いところに調整します。

スパナ2本持って、ちょっと走って調整ちょっと走って調整で合わせました。
遠目からみると矢印の所です。


あとがき
こいつも効果的です!ノーマルより25%ほど軽いです!前オーナーの方にも乗っていただいたところ、明らかに軽くなっているとの確認も取りましたので、軽くなってます!軽くなったと言っても、前よりはですので・・・依然として重いですが、あまり軽くなっちゃったらヨーロッパらしくないですからね!!!!!!

原理としては、難しい事はなんもやってません。力点、支点、作用点の関係です。(簡単に言えばテコの原理??)ノーマルの穴を塞いでしまうわけでもないので、いつでも、どこでもノーマルに戻す事が可能です。
実は、ノーマルに戻せるってところがみそ???

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