エアコンファンレジスタの改良


この度はキョー○さんの車のエアコンファンレジスタの不良、及び不調に伴ない、それに合わせた改良を試行してみました。症状としてはレジスタが焼ききれると言うものです。たんに、寿命と考えればなんてことないのですが、そうとも考えにくい状況でした。新品をおごってやっても切れそうになる・・・・っと言うことで!


左図の矢印の部分はレジスタの熱によって溶けて陥没してしまっていた場所です。このままでは穴が空いてしまうのはもちろんのこと、下手すると火災にもなりかねません。

ここは、バーナーであぶって裏から押し出して大体元の形へと整形しておきました。バーナーは反対にあぶりすぎると穴が、空くので気を付けましょう。

こちらは、純正のレジスタ部分です。矢印で記しているところが焼ききれるようす。一種のヒューズにでもなっているのでしょうか?

一応仮配線してみてダメだったのは3つ抵抗はいった時でした。2つでいいのにね〜〜って思って今回の作業です!

左図のようにアルミ板で台座を作り、ぜんまいのような抵抗はぽいして、陶器の抵抗を使うことにしました。

信頼性の高い皆様もご存知の国産ブランドです。

作ったものは、元の位置にぴったり収まります。純正よりもコンパクトなので、作業は楽です。

ちなみに配線は、半田付けしてあります。(本来はコネクター)


あとがき

この作業をしていて気がついたのですが、純正の一番風量の出るHIポジションでも、全開じゃないんですね〜(抵抗を介してるということ)なぜそのようになってるかは不明です。分からないので意味がない!!っと言うことにして今回のHIポジションは全開です。今回のケースでは、ファンブロアのモーターもちょいとくたびれていたような気もします。その為抵抗が掛かっている時に回らないっという現象が起こったみたいです。

そして、抵抗も純正よりちびっと少ない物にしてLowもMidも風量アップさせました。当社比(?)で120%くらいの風量になります。なかなかいい仕事が出来ました!\(^o^)/